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Twilio SendGrid Email API・Mailgun Send・Postmarkの違いを比較!サービス範囲で選ぶ

読む目安 約3分 更新日 2026-08-09Twilio SendGrid Email APIMailgun SendPostmark

Twilio SendGrid Email API、Mailgun Send、Postmarkは、いずれも自社で配信サーバーを用意せずに、HTTP/REST APIからメール送信を呼び出せるサービスです。会員登録の確認メールやパスワード再設定メールのように、システムの動作をきっかけに自動で送るメールに使えます。

3つとも共通点は多いのですが、送信量に関わる条件、ログの扱い、専用IPの運用範囲には違いがあります。機能名の数を並べて比べるより、実際の送信量と、送信した後にどこまで運用したいかを軸にすると整理しやすくなります。

結論を先に

3サービスとも、APIからの送信、送信者ドメインの認証、配信結果の取得に対応しています。そのうえで選び分けるなら、送信時の上限、プランごとの運用条件、履歴と専用IPの扱いを見るとよいでしょう。

Twilio SendGrid Email API

こんな人に

1リクエストの宛先数やメールサイズを事前に設計し、上位プランでの専用IP運用も考えたい

Mailgun Send

こんな人に

レート、ログ保持、ドメイン数、APIキー数をプランごとに比較し、IPプールも扱いたい

Postmark

こんな人に

月間送信数と超過料金を中心に選び、標準45日のメッセージ履歴を運用の前提にしたい

3サービスの違いを比較

比較点Twilio SendGrid Email APIMailgun SendPostmark
送信方式HTTP/REST APIHTTP/REST APIHTTP/REST API
送信量に関わる確認点1リクエスト最大1,000宛先、メールサイズ30MBなどの上限プラン別のレート、ログ保持、ドメイン数、APIキー数月間送信量とプラン条件
専用IPPro以上で専用IP、ウォームアップ、IPプールが案内されているIPプールを作り、専用IPを割り当てるAPIが公開されている提供条件と運用上の注意が別途案内されている
履歴・ログ配信状態やイベントを確認保持期間をプランごとに確認標準のメッセージ履歴は45日

3サービスに共通する範囲

3サービスとも、管理画面または送信APIで、件名、HTMLとテキストの本文、宛先ごとの変数を扱えます。送信者ドメインについては、各サービスの手順に従ってDNSレコードを設定する工程が必要です。

また、配信、遅延、バウンス(宛先不明などでメールが受け付けられなかった状態)といった結果を、Webhookなどで取得できます。送信の要求が成功したかどうかだけでなく、送信後の結果まで自社システム側で記録したい場合に役立つ仕組みです。

ここまでは3サービスで大きな差がないため、以下では運用条件の違いを見ていきます。

Twilio SendGrid Email APIは送信時の上限とIP運用を確認

Twilio SendGrid Email APIでは、Mail Send APIの1リクエストあたり最大1,000宛先、メールサイズ30MBといった上限が示されています。多くの宛先へ送る場合は、月間の送信量だけを見るのではなく、1回の呼び出しをどう分割するかも設計に影響します。

専用IPを使う場合は、Pro以上のプランで専用IP、IPのウォームアップ(新しい専用IPからの送信量を段階的に増やす運用)、IPプールが案内されています。送信プログラム側の条件に加えて、必要なIP運用が対象プランに含まれているかを確認しておく必要があります。

Mailgun Sendはプラン別の運用範囲を確認

Mailgun Sendでは、レート、ログ保持期間、ドメイン数、APIキー数の条件をプランごとに確認する必要があります。例えば、複数の送信元ドメインを分けて運用したい場合、送信通数だけでプランを決めると条件が合わない可能性があります。

専用IPについては、IPプールを作成し、そこへ専用IPを割り当てるAPIが公開されています。ドメインやIPを分けて管理したい場合は、その運用単位と契約条件をあわせて見ると判断しやすくなります。

Postmarkは送信数と履歴の扱いを確認

Postmarkは、月間送信通数別のプランと超過料金を公開しており、月間100通の無料枠があります。まず小さく試す段階と、本番で送信数が増えた段階を分けて費用を考えられます。

運用面では、標準のメッセージ履歴が45日です。過去の配信をどれくらい遡って調べたいかによって、この期間が自社の運用に合うかどうかが変わります。専用IPの提供条件もプランによるため、送信数だけでなく、履歴とIPの条件もあわせて確認します。

料金は送信通数と必要な運用機能で比べる

Twilio SendGrid Email APIはFree trial、Essentials、Pro、Premierを公開しており、月間送信量と機能によって料金が変わります。Mailgun Sendには無料プランと有料プランがあり、送信量に加えてログ保持や専用IPなどの条件が異なります。Postmarkは月間送信通数別のプランと超過料金があり、月間100通の無料枠も用意されています。

3サービスを同じ数値で横並びにできる料金表は、今回の情報からは作れません。まず月間の想定送信通数を出し、必要なログ保持期間、ドメイン数、専用IPの有無を同じ条件にそろえたうえで比べるのが実用的です。

注意

料金情報は2026年8月5日にグローバル向けの公開情報を確認したものです。日本専用の公式料金は3サービスとも確認できなかったため、利用前に対象市場と契約条件を確認してください。

確認しておきたいこと

送信が集中するときの1回あたりの宛先数と、月間の送信通数はどれくらいになりますか。
配信履歴を何日間残したいですか。バウンスなどの結果は自社側でどう保存しますか。
複数ドメインや専用IPが必要ですか。必要な場合、検討中のプランで利用できますか。

よくある質問

Q.3サービスともAPIから送信できる?

A.はい。いずれもHTTP/REST APIからメール送信を呼び出せます。ドメイン認証やイベント取得の設定は、各サービスの手順に従って行います。

Q.無料から始められる?

A.Twilio SendGrid Email APIにはFree trial、Mailgun Sendには無料プラン、Postmarkには月間100通の無料枠が公開されています。ただし無料で使える範囲だけで決めず、本番運用時の送信量と必要な運用機能もあわせて比べてください。

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出典

確認日: 2026-08-09(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)

Mailgun Send

Postmark

Twilio SendGrid Email API